もりもり体験隊:森林ボランティア

兵庫県三木市の森を整備するもりもり体験隊!

次回は、第3日曜日はお休み!第5日曜日の31日に活動予定!!

 表題とは関係ないが、環境関係の講習会があり「里山」について、偉い某大学教授が語っていた。
 
 教授曰くは、日本の多くを占める樹林帯として照葉樹林の説明から入り、そして、里山特に炭の生産として名高い池田炭ができる兵庫県川西市黒川のことを紹介していた。
個人的に、講座の話になんとも違和感があったのは小生だけだろうか。
日本における一般的な植生を学術的に紹介し、また、教授の思い入れからか文化的な見地により特筆して黒川のことを強調したのであろう。
しかし、特に本題である里山を紹介するのに、代表的な里山として産業文化的な価値がある里山を説明すべきなのであろうか。
 
 小生にとって里山とは、どこにでもある田園に隣接して小高い裏山があり、それら牧歌的な景観をなしている風景すべてを総称していえることであろうし、その中の山の部分だけを意味するのも認識している。
そもそも、里山とは化石燃料の使われる前や産業革命が起る前には、誰しもが入山し薪炭材料の調達や棚田や焼畑農業の場であったり、狩猟や山菜の採集地や材木伐採を行ったりと、人々の生業として生活を多岐に渡って支えてきた場所であり、なくてはならない場所であった。
したがって、文化的に認められた高価な池田炭が作られるという、狭い視野で説明し片付けるものではないと思われる。
また、誰もが生活習慣の中で関わってきた場所だけでなく、一方で公益的な機能をもった自然であることが、近年謳われている里山という言葉の意味を正しく位置づけ説くべきではないだろうか!
 
 また、兵庫方式なる里山整備手法でも、繁殖力の強い常緑樹の徹底伐採を提唱していた。
小生も迷わず常緑を伐採する手法をとるが、時にはその里山における希少な常緑や立派な成木となった物についてはあえて残すなど、徹底伐採というのは思想的に過激であるように思う。
今回の講習会で小生の聞き取り理解が拙い点などで、某教授を批判的に思い認識に誤解があれば許して頂きたいのであるが、少なくとも里山については、産業的に高貴な文化価値があろうがなかろうが、本来、どこにもある裏山で誰しもがかかわってきた貴重な資源として、広義な意味で里山の機能を深く理解し、本当の文化資源として保全に努めていくべきではないだろうか。
 

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kutiyokawa.blog55.fc2.com/tb.php/70-df16a60c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)